こんにちは。

しばらくぶりにブログのページを開きました。

最近私の周りでコロナに感染したとか

骨折して入院中とか、これまでとは違った

内容のラインが友人達から頻繁に入るようになりました。

仕事で同期だった人からも「妻が亡くなった」との

知らせもありました。

昨年退院されて経過が良いと聞いていただけに

ショックでした。

同時に残された知人の事を思うと

胸が痛みます。

その人自身、数年前に軽い脳梗塞を患い

それなりに大変だったと思うからです。

これから先どうするのだろうと

他人事とは思えません。

他の具合が悪い人達にしてもそうです。

離婚をしていたり

独身だったり。

たとへ息子や娘がいたとしても

結婚し離れたところに住み

子供がいて仕事を持っているとなると

すぐに駆け付けるわけにはいきません。

一昔前と違って

お年寄りの一人暮らしが年々増えています。

肺癌で両肺手術をした友人や

階段から滑って圧迫骨折した知人等

皆、自分一人で入院の支度をして病院に

行ったとか。

驚いている私に

「誰もやってくれる人がいないから

自分でやるしかない」

その言葉に一人暮らしの女性の逞しさを感じました。

以前、友人が入院した時もそうでした。

家族がいてもお子さんがなくご主人が

高齢だと一人で病院に行かざるを得ないと

話していました。

いざとなると女性は何て強いのだろうとその時も

思いました。

それに比べて果たして男性はどうでしょうか。

おそらく身の回りの事も

できない人が多いのではないかと危惧します。

私の知り合いに専業主婦だった妻が急死し

残された夫は何もできず

ひきこもるようになってしまいました。

しかもストレスから頭に帯状疱疹ができたとのこと。

息子がいても離れていれば限度があります。

昭和の時代、それも団塊の世代までは

男は外で働き、女は家事と子育て

というのが一般的でした。

その団塊の世代が今や高齢者。

妻に先立たれたら家事は何もできず

何がどこにあるかもわからない

そうなったら気力も失せ

日に日に老いていくだけです。

結婚していようがいまいが

家族がいようがいまいが

人間所詮は一人

という本質がわかっていれば

生きていくための最低必要限は

男性も女性も自分で出来るようにしておくことが

結果、自分自身の為だと思いました。

それは同時に他者への感謝にもつながります。


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