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こんにちは。

外は曇っているものの22℃と

今日は4月並みの暖かさでした。


コロナを機に世の中大きく様変わりしましたが

それに伴い仕事の形態も随分変わってきました。




「話し方」においてもそうです。

以前は人前で挨拶をする目的で見えていた方も

最近はそうした場が少なくなってきたように

思います。



最近見えている方も会議で話すという事で

話す時の視線や顔を上げるなどの

指導をしていたところ

リモートとのこと。



画面上の端に顔が

ちょっと映る程度だというのです。



寧ろ画面には用意した資料が

大きく映し出されるわけです。


ところがそうなると気になるのが話し方です。


資料そのままを棒読みなのです。


画面に映し出される内容をそのまま

なぞっているに過ぎません。




それはあくまでも要約されたものであって

大事な箇所は話し言葉で補足していかねば

なりません。


ところが案外それができていない人が

多いのです。



今日見えた方もよくよく話を聞いてみると

対面はごく少人数で、むしろリモートで

参加する人の方が多いということでした。




対面で話をすることで自然と抑揚や間もとれ

それに伴って表情も加わるのでわかりやすいのです。

それが画面を通してだとどうしても

一本調子の話し方になってしまいます。


強調する部分も大事な箇所も

みんな同じに聞こえるのです。


しかも最近は声が小さい、早口

声がこもってしまう等

声を出す機会が少ないだけに

本来の内容が生かし切れていないように思います。





今日見えた方も声を出しての練習をしっかり行った事で

見違える程わかりやすくなりました。


又、内容によっては顔を上げて

聞き手に向かって話しかけることが大事です。



例えば、「皆さんのご協力をお願いします」とか

「忙しい中、大変だったと思います」

なども原稿通りに読んでしまっては

気持ちが伝わってきません。



聞き手に向かって顔を上げて

話しかける。

それでこそ伝わっていくのです。




ただ話せばいいというものでは

ありません。



声にも表情があります。

それを生かしてこそ初めて

説得力のある話になるのです。



用意されている原稿通りに話したのでは

AIと変わりません。




今の時代こそ表現力が大事であり

それによって大きく差が開いてきます。



「やっぱり声に出して練習をすると

全然違いますね」

とは今日見えた方の

言葉ですが、それでこそ自信をもって

臨めるのです。





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