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こんにちは。

早いもので今日から4月です。

昨日の暑さとは一転、今日は

スッキリしない雨模様となりました。




いつもならとうに桜も満開になっているはずが

今年は幾分遅れているようです。

しかもこの時期は雨風が多く

お花見が楽しめる期間はあっという間に

過ぎてしまいそうです。




今日から新年度の始まりです。

入社式の会社も多いかと思います。



それに伴い職場においても

話す機会が増え、そのためのトレーニングに

見える方も増えています。

5分くらいの話から30分近く話をする方も

いらっしゃいますが

矢張り何であれ相手にわかりやすく

歯切れよく話す事が大事です。



今は仕事上、パワーポイントを使って

画面に映し出して話をする機会が

増えてきました。



ところが映し出されている文章をただ

読んでいるだけと言う事が

結構あります。



しかも書き言葉のまま声に出すので

聞いていて違和感を覚えます。



矢張り説明でも話し言葉を使っていかないと

伝わりづらくなります。



そして話す時には歯切れよく話す。

そのためには滑舌を良くしてハッキリと

良く通る声で話す事です。




ノートパソコンを使いながら話す場合でも

画面を見っぱなしではなく

大事な所、強調したいところは

顔を上げて聞き手を見て話す事が大事です。




先達ての大谷翔平さんの記者会見

(水原一平氏の違法賭博をめぐる問題)でも

資料は手元に起きながらも

話す時はきちんと記者たちの顔を見て

落ち着いて話をしていました。



矢張り顔を上げて聞き手の方を見て

話すという事が如何に誠実で説得力が

あるかという事です。



しかし日本人は往々にして顔を上げて

聞き手を見ながら話すという事に

あまり慣れていません。



原稿に頼る、メモを読みながら

或いは顔を上げていても

焦点が定まっていない等



そうなると聞き手の方も

聞いているようで他の事を考えはじめたり

しがちです。





今朝見えた方は30分近い話をする為

本番では画面に映し出して行うとのこと。

そこでノートパソコンを使って行いました。

こちらが聞いて大事だと思うところ

訴えたい箇所、問いかける方法等

チェックを入れ、繰り返し声出しをしました。





特に「話しの間」がものをいいます。

ただ話していたのでは頭の上を素通り

してしまい印象に残りません。

そこで如何に「間」を工夫するかです。



視線の使い方もただ顔を上げるのではなく

全体に投げかける視線

一人ひとりに語り掛ける視線

同意を求める視線の使いかた


内容に合わせて使い分ける事で

より話が生き生きとしてきます。



そして最後の締めくくりです。

ただ流すのではなく自分が言いたいところは

気持ちを入れてしっかり話す。

そうすることで聞き手を惹きつけ

一体感を持つことが出来るのです。



今朝見えた方が初めてこの練習を行った時

ただ読み上げているのを聞いて

正直、心地よい眠りに誘われるようでした。



午後からの時間ならおそらく

下を向いて聞いているふりをして

居眠りする人が出たかもしれません。



しかし今日の仕上げでは

30分近く飽きさせることなく

思わず身を乗り出して聴くほどに

惹きつけるプレゼンになっていました。


大事なことは難しい話も分かりやすく話す。

良く通る声で歯切れよく

大事な箇所、ポイントは顔を上げて話す。

視線を生かして話す。

間を大切にする。




全てこれらは表現です。

どんなに良い内容でも表現の仕方が

拙ければ、話を生かすことはできません。




あなたもちょっとした工夫で

話を蘇らせてみませんか。




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