こんにちは。

昨日から気温も上がり

過ごしやすくなりました。

今日は遅ればせながら3回目の

ワクチン接種をしてきました。

市内にある施設での集団接種

です。

スタッフの人たちが

入り口で親切丁寧に応対し

案内してくれて椅子に座って待っていました。

すると突然男の人の声で

「書いてあるじゃないか!

どこみてんだ!

日本語も読めないのか!」

と吐き捨てるように言ったのです。

声のする方を見ると

小柄な男の人でした。

歳は若くもなくかといって

年寄りでもなく50代位でしょうか。

入り口にいた男女三人のスタッフが

「すみません」と何度も頭を

下げているのです。

多分、名前を聞いて

スタッフが名簿でその名前を探して

いたのだと思います。

年配の女性スタッフはその男性の

怒りを鎮めるように何度も

「すみませんでした」と謝っていました。

正直、その男性に腹が立ちました。

年配の接種者が多い中

若いスタッフの人たちは

親切丁寧に対応していたのです。

すぐに名簿の名前が見つからないからと

声を荒げるほどの事ではないのです。

現に私の時も

ずらっと並んでいる名前の中で

スタッフが探していたのですが

私のほうが早く気づいて

「これです、これ」

と夫と私の名前を指さしました。

それで済むことです。

この男の人は

常に不平・不満・文句ばかりで

感謝というものがないのだろう

と勝手に想像してしまいました。

よく声を荒げたり

偉そうな物言いをする人がいますが

そういう人に限って実は

気が小さいのです。

偉そうに言って自分を大きく

見せようとしているだけで

逆です。

現に接種が終わり会場で

15分様子見をしていました。

私が前から2列目の右端に座って

いたところ例の男性が一番前の一番

端に腰掛けました。

その男性の斜め前に少し距離を置いて

係の女性が対面で座っていました。

会場の様子を見ているようでした。

彼女がちょっと立ち上がったとき

背もたれに貼ってあったB5サイズ程の

紙がはがれ椅子の下に

落ちました。

気づくかと思ったらそのまま

椅子に腰かけました。

しかも靴でその紙を踏んでいます。

対面だったので彼女のほうを見て

椅子の下を指しました。

何かと思ったのか

下を見て気づき、こちらに会釈していました。

私の斜め前に座っていた例の

男性も気づいていたはずです。

それこそ

「落ちているよ」とでも

いうかと思ったら無言です。

文句は得意でも

親切に教えてあげるとか

人に感謝をするとするという事が

できないのだと思いました。

人生文句を言って過ごすのと

親切にしたり感謝をして

暮らすのとでは

心の豊かさが全然違ってきます。

文句を言ってばかりでは

心が常にささくれ立って益々

些細なことで腹が立つようになります。

それでは幸せから遠のいて

いくばかりです。

感謝の気持ちをもって

「よろしくお願いします」

「お世話様です」

「ありがとうございました」

と言えば自然と相手も

にこやかな眼差しで

「お大事に」

「気を付けてお帰りください」と

いった暖かい言葉が返ってくるのです。

良くも悪くも

言葉という目に見えない波長は

こだまとなって自分に返ってきます。


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