話をする上で大事なことは視線の使い方と表情。

こんにちは。

ここ数日お天気にも恵まれ

新緑が眩しく感じられるほどです。

午後Kさんがみえました。

数日後に行われえる会合での挨拶

最後の仕上げです。

内容は一言一句たがわず全部頭に入っています。

後は視線の使い方とそれに見合った声の出し方

表情だけです。

Kさん、まっすぐに前を向いて話す分なら間違いなく

話せるのですが、ちょっと視線の向きを

指示しただけで言葉に詰まってしまいます。

つまり頭には入ってるのですが

まだゆとりがありません。

一人一人に話しかけるようなつもりで

話していかないと一方通行になってしまいます。

その為には視線の使い方が大事で

必要な個所を何度も繰り返し練習しました。

それが出来るようになると慌てることなく

落ち着いて言葉も自然と出てくるようになります。

Kさんも何回か練習した結果

視線の使い方が自然になり

それに伴って話し方にもゆとりが出てきました。

全体に向けて力強く話す部分、一人ひとりをみて

話しかける部分。

この視線の使い方一つで聞かれ方も違ってきます。

殆どの人は話す事にしか意識が向いていませんが

話と言うのは聞き手との無言のやり取りです。

そのためには視線を上手に生かすことで「間」も

取れますし表情にもゆとりが出てきます。

内容に沿った音声表現も大事です。

当日は勿論マスクをして挨拶をされるとの事で

マスクをつけて話してもらいました。

基本の発声練習がしっかりできているので

滑舌もよく声の通りも非常に聞きやすいものでした。

練習の甲斐あって視線の使い方もよくなり

同時に表情にも変化が出てきました。

全体にメリハリのある挨拶に仕上がりました。

当日、Kさんは自信を持って話されることでしょう。

マスク着用は

コロナ感染予防と言う面からは致し方ない事ですが

マスクで顔の半分を覆ってしまうのは

なんとも残念な気がします。

話をする上で大事なことは何と言っても

目力であり笑顔、つまり表情だからです。

そうでなくても笑顔のある表情は

自分も周りも明るくしてくれます。

そんな日が早く訪れますように。

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