偲ぶ会をした事で一歩前に進めそう。

話し方/you表現studio のblogへようこそ

こんにちは。

昨日とは打って変わって今日はどんよりと

曇っています。

昨日は半蔵門にあるダイヤモンドホテルの

金剛飯店で今年の10/30日に亡くなった

話し方の恩師、金井英之先生の偲ぶ会を行いました。

青山一丁目より二つ手前の駅でありながら

半蔵門の駅で降りたのは

昨日が初めてです。

ホテルは駅から1分くらいの所にあり

静かな環境でなかなかいい所です。



11時半開店なので10分前に集合でしたが

メンバー７人はそれ以前の20～30分前には

全員が揃っていました。

11年前に渋谷のトーク＆コミュニケーションアカデミーが

クローズして最後まで残った講師たちですが

すでに亡くなった方もいて今では10人足らずです。




昨日は出席できない人もいて7人だけで

金井英之先生を偲ぶ会を行いました。

遺書には密葬と言う事が書かれていたようで

初七日が過ぎて

初めて亡くなったことを知らされたのです。




亡くなる4カ月ほど前には先生ご夫妻を

囲み銀座で仲間たちと食事会をしました。

その時はお元気で、まさか

数か月後に亡くなられるとはそこにいた

誰もが想像すらしなかったでしょう。

先生ご自身ですら予期しなかったと思います。



現に「今度は12月の忘年会だな」と何気なく

おっしゃっていたくらいですから。

今月25日のクリスマスの日が

お誕生日なので本当なら忘年会も兼ねて

88歳・米寿のお祝いの会を開く予定でしたが

それが皮肉にも偲ぶ会になってしまいました。

お別れも出来ず、お線香を上げることも

できず、この1か月余り仕事をしている時以外は

心の中はもぬけの殻状態でした。

”このままではまずい！”

他の人達も同じではないかと思い

偲ぶ会をすることにしました。

先生の奥様にお手紙を差し上げたところ

今はちょっと出席は無理なようでした。

数日前にいただいたお手紙に先生の様子が

詳しく書かれていましたので最初にそれを

読み上げました。

全員で黙祷を捧げたのち、献杯。

元々が豪快な先生でしたので

湿っぽくならずに和気藹々、和やかに

思い出などを語り合いました。

自由にエピソードを交えて語られた中には

大笑いする話もあったほどです。

真ん中に置かれた笑顔の写真は

まさにそこにいらっしゃるようでした。




後半は事前に伝えておいた

「先生の思い出」を一人ずつ語ってもらいました。

私は「大樹のような大きな存在」と言う題で

原稿をまとめました。

それぞれが語り掛けるように話し

最後に

「金井先生　ありがとうございました」と

写真に向かって挨拶をしました。



皆の心に先生の思い出が蘇り

聞いている人たちもジーンときました。



11時半から始まった会も

お開きが3時を過ぎていました。

それほど思い出で溢れていました。




皆さんが書かれた思い出の原稿と当日の写真

そして偲ぶ会の様子を記したお手紙を

添えて今朝、先生の奥様あてに

レターパックで出してきました。


ご霊前に供えていただけたら幸いです。




こうしたことで少しずつ

心の整理も出来

一つの区切りができたような気がします。




後は”前を向いてやっていくしかない”

そう自分自身に言い聞かせました。

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