話し方/you表現studio のblogへようこそ


こんにちは。

師走に入ったものの街中はあまり活気がなく

一昔前と比べると静かなものです。


今朝テレビを見ていたら群馬県の水上温泉など

廃墟になった旅館やホテルが映し出されていました。

それに伴い多くの店も閉店し町全体が一時

すたれた感じになったようです。


ところが今、そこを再利用しようと新たな試みが

行われ、少しずつ活気を取り戻してきているとのこと。




子供の頃、夏休みともなると

両親と共に水上温泉に行った思い出があります。

その頃はかなり賑わっていて活気があるのを

子供心に感じていました。




それが見る影もないほどの廃墟と化しているのに

驚きました。



温泉街がだんだん歓楽街に代わり

バブルの崩壊と共に需要が薄れたという事も

あるのでしょう。

一昔前は泊りで会社の忘年会や親睦会で利用するといった事が

多かった時代です。


しかも新年会などは家族連れでの参加も結構

あったようで場所こそ違いますが

私も父親が勤める会社の新年会に

母と兄三人と私の五人で参加したことがあります。

それだけ昔は会社もゆとりがあったのでしょう。




大広間に100人とか200人分の座布団が敷き詰められ

コンパニオンが入り賑わっている光景を

何かで見た事があります。



上座の前には一段高くなっている舞台があり

そこで催しが行われたのでしょう。



そうした団体の宴会も多く

忙しいながらも潤っていた時代だったと思います。




ところがバブル崩壊後

団体のお客は減る一方。

会社も経営が厳しく一泊での

忘年会どころではなくなりました。

まさに経費削減です。





個人の旅行客では採算が取れません。

そんな厳しい状況が続く中、更にコロナの問題で

客足はすっかり遠のき廃業に追い込まれたところが

少なくないと思います。





しかもその間

求めるニーズもすっかり変わってしまいました。


若い人達は大勢での飲み会には付き合わなくなり

個人の時間を大事にするようになりました。




コロナによる人の集まりが解禁になった今でも

内々でこじんまり行うケースが増えてきたようです。




完全に団体から個の時代に変わってしまいました。

しかもその個も二極化しており

ラグジュアリーな雰囲気を楽しむか

リーズナブルな路線で行くかのどちらかです。





矢張り時代に即して考え方を変えていかない事には

生き残ることは難しいと思います。



旅館に限らず何にしても栄枯盛衰はつきものです。

どんなに栄えていたものでもいつかは

衰えていく、といった現実を廃墟から感じました。


時代と共に人が求めるものも変わっていくという

事でしょうか。



しかし、熱海のように再生を図りながらV字回復

した例もあるように新たに生まれ変わることも

出来るわけです。

何事も

過去にとらわれしがみつくのではなく

時代に即した考え方や柔軟さを持ち合わせることも

必要なのでしょう。

そのための勇気と行動力こそが

カギになると思いました。




※「 最近の出来事より」関連記事はコチラをクリックしてください。
※これまでの記事はアメブロからでもご覧になれます。
 アメブロはコチラです。

・本番に向けたトータルレッスン
・話し方・基本入門
・フリーレッスン

どのような事でもお気軽にご相談ください。詳しくは
話し方/you表現studio公式ホームページ
URL:http://talk-studio.com TEL:03-6804-2114