何事も他人事ではない。

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こんにちは。

昨日は八王子で39.1度と全国で最も

気温が高かったようです。

35度を超えた地域も58カ所以上あったとか。

一方、各地で線状降水帯による土砂災害の

被害がでています。

全国的に大気の状態が不安定なので

突風や雷などによる注意も出ています。





先日、埼玉県の加須市から見えた女性が

席に着くなり

「この間は大変だったんですよ」と言うのです。

何があったのかお聞きすると

雨が降る中、雷も鳴って突然

自宅の前の家に落ちたというのです。

そのショックで家の冷蔵庫を初め

買い替えてまだ年数も経っていないエアコンまでもが

止まってしまったそうです。

寝室のエアコンが切れてこの暑い中

大変だったこと

又、娘さんが子供達を連れて

泊りに来ていた事




冷蔵庫に入っていたものを

処分する羽目になったことなど

雷が落ちたことによる

被害を語っていました。

幸いにもすぐに新しい冷蔵庫もエアコンも

用意できたからよかったものの

この時期、取り付けやら

修理など混んでいてすぐにはやってもらえないことが

多いと聞きます。

相手が雷では文句も言えないし

予期せぬ出費は痛いものです。

まさに踏んだり蹴ったりだと思って

「大変でしたね」と言うと

ご本人は「でも火事にならなくてよかったです」

と達観していました。





少し落ち着いたからそう言えるのであって

当初は大変だったと思います。

同じ時期、九州北部を中心に起きた

線状降水帯による土砂崩れや河川の氾濫による

被害。

家が流されたり潰されたり。

ましてこの暑さです。

犠牲になられた方もいます。

助かった方も高齢者が多いと聞きますから尚の事

今後の事が心配です。

長年住んでいたところでまさか

このような事が起ころうなど

考えもしなかった事でしょう。

1階の部分が潰れ2階にいた男性は

「家がぐるぐる回りはじめ何が起きたのかと思った」と

淡々とインタビューで答えていましたが

一人になった時、胸が押しつぶされる思いでしょう。

浸水した家屋も多く、土砂をかきだす作業だけでも

大変です。

お年寄りや一人暮らしの人もいるでしょうし

そういう人達はどうすればいいのでしょう。



突如、経験のないことが起きたら

それだけで気力も失せてしまうのではないかと

思いました。

日常、自分も含め友人とのやり取りで

愚痴をこぼす事はありますが

こうした被害を思えば

どんな事も取るに足らないものに思えました。

過酷な状況に置かれた方達が何とか

立ち上がり少しでも生きる気力が

持てますよう唯々祈るばかりです。

決して他人事ではなく誰にでも

起こり得る事だという事を忘れては

ならないと思います。

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