先に与えてこそ与えられる。

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こんにちは。


ここ数日猛暑続きです。

仕事が終わり家に帰ると真っ先に気になっていた

ベランダの鉢植えに水やりをします。



日中のこの暑さで花もぐったりしているからです。

人間にしても日中まめに水分補給をしなければ

熱中症にかかってしまいます。

まして日差しが強い炎天下に晒されては

花も枯れるかしおれてしまいます。

すぐにじょうろに水を入れて鉢植えの

上から軽く水やりをします。

それが終わるとホッとします。

この暑さでは花や植物にしても大変です。

一日も欠かすことはできません。

朝も4時半を過ぎた頃から外も明るくなり

自然と決まった時間に目が覚めるようになりました。

5時には起きて水やりをするのが日課になっています。

前の晩、軽く水やりをしたせいか

うなだれていた花が首をもたげて

しっかりと咲いています。

朝は丁寧に一鉢一鉢に水やりをします。

どの花も元気に力が漲っているかのようです。

それぞれの美しさに感動し思わず

花びらを撫でています。

枯れた花や葉を摘み取ることで翌日には

又、いくつかの蕾が花開いています。

朝に弱い私がベランダの鉢植えの事が

気になって自然と早く目が覚めるように

なったことはおかしなものです。





何故そこまでするかと言うと

元気に咲いている花を見ることで

心が癒されるだけでなく

こちらも元気をもらえるからです。



それを眠いからと言って何もしなければ

この暑さでは

花や植物は枯れてしまうだけ。

そうならないためには

暑くなる前に水やりをする必要があります。

時には栄養剤を与えたりもします。

2～3時間もすれば花は凛として

食事をしている私の目を楽しませてくれます。

そして元気をもらって仕事に行くことが出来るのです。

先に与えるからこそ

こちらも与えられるわけです。

これは何も花に限ったことではなく

人間社会においても同じだと思います。

美しい花を見たければ先に水を与えるように

人間関係を良くしたいと思えば

自分から先に挨拶をしていく。

或いは「ありがとう」と言う感謝の言葉を

些細な事にも使っていく。

認められたいと思えば先ず自分から

相手を認めるようにする。



関心を持たれたかったら

先にこちらが相手に関心を向ける。




常に自分から進んで行う事で

気づけばいつしか相手もそれに応えてくれると

言うわけです。

ところが人は往々にして相手に求めるばかりで

自分から先に与えようとはしないものです。



それでは自分の望むものは得られるはずはありません。

美しい花を見たいと思ったら先に水やりを

するように

人に対しても自分から先に与えていくという事が

如何に大事かという事です。

花を通して改めて

自然界のルールを学んだ気がしました。

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