ゴールデンウィーク充実した一日

こんにちは。


長いゴールデンウィークも終わり昨日から
通常の生活に戻りました。

休み最後の日曜日に友人夫婦や兄夫婦を招き
慰労会と誕生会を我が家で開きました。


友人のご主人が先月家で倒れ救急車で夜中に病院に
運ばれました。
その三日後、今度は友人が室内で洗濯物を干そうと
台の上に乗ったらバランスを崩し転倒。
咄嗟に頭をかばおうとして左手首骨折。

急なご主人の入院で心ここにあらずだったのでしょう。
診断によるとご主人は加齢によるストレス性胃潰瘍とのことでした。
今年に入ってからいろいろとあり気づかないうちにストレスが
たまっていたのでしょう。

夫の入院、妻の骨折、その二日後に99歳になるご主人の母親が
亡くなるという事態。
一週間の間にこんなにも次々と起こったのです。

年齢的には大往生でしょうが
よりによって息子が入院中、嫁が手首骨折中の出来事です。

コロナという事でそれまで面会は出来なくても
毎週、施設に着替えや届け物をしていたというのに
最後、死に目にも立ち会う事が出来なかったのです。

何とか葬儀には間に合わせたいという事で
幾分早く退院させてもらったようです。

夫は病み上がり、友人も手にギプスを付けたまま
葬儀を執り行いました。

それから三週間後の一昨日、ゴールデンウィーク最後の日に
我が家に招いて慰労会をしたわけです。

まだ食も細いというご主人のために
和食を中心としたメニューを考えました。

一番のメインは夫の故郷である高知から
カツオのたたきを取り寄せました。
矢張り本場物は違います。


一口食べて皆、「新鮮！」「美味しい！」
「まさに初ガツオだ」と口にほおばりながら絶賛！

大皿に盛りつけた料理もテーブルに置いた途端
2～3分できれいに片付くほどの速さでお皿がからになります。

82歳の兄を筆頭に今月80歳の傘寿の祝いを迎える兄嫁
そして同級生の友人夫婦。

胃潰瘍で入院していたとは思えないほどの
食欲です。

私は食器を下げたり洗ったり、しまったり。
下ごしらえはしてあるとはいえ
次の料理を出す準備にかかるなど大忙し。

それでもみんなの笑い声が聞こえ、からになったお皿を
見ると元気が出てきます。

慰労会の後、デザートタイムは兄嫁の
80歳の誕生祝です。

ステイビィワンダーのhappy Birthdayの曲を流し
一人ひとりお祝いの言葉を述べました。
サプライズで北海道から取り寄せたアワビを
皆から贈りました。

兄嫁が好物のものだけに感激していました。

以前、脳梗塞を患い今も歩行は少し困難なようですが
人生、悲しみや辛さを乗り越え今は明るく朗らかです。

皆から「80歳とは思えない」「若い！」と言われていました。




それは苦しさを乗り越え前向きになったからこその
明るさであり、若さに繋がっているのだと思いました。






当初、友人が
「主人はまだ食欲がないし疲れやすいから2～3時間で
失礼するから」と言っていたのが4時過ぎに集まり
帰ったのが10時を回っていました。


よく食べ・喋り・大いに笑う
これこそが元気の秘訣だと思います。

両家族を見送った私はそのまま家に入り後片付け。
でも、なんとも言えない充実感で満たされ
ゴールデンウィークのいい締めくくりとなりました。

昨日はいささか疲れも出たのかボーッとしていましたが
今日はさわやかな一日という事もあり
心身ともにシャキッとしています。

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