信用こそ無形の財産。

こんにちは。

ここ数日、ネット上で香川照之という

名前を目にしない日がないほど

毎日叩かれています。

3年前におきた銀座のクラブの女性への

性加害報道です。

そこから端を発し次々と過去の問題行動が

出てきています。

これまでCMやドラマで活躍。

歌舞伎役者としての一面もあり今、最も

注目されていた俳優さんです。

「天災は忘れた頃にやってくる」

という言葉がありますが

これは天災などではなく

自分がおかした出来事です。

酔っ払っていて覚えていない

では済まされない問題です。

当人同士の間ではすでに示談となり

香川氏の中では過去のものとなっていたのかもしれません。

それがここにきて表沙汰となり

日を追うごとに炎上しています。

一流企業のCMの仕事が何本もあり

この厳しいご時世

人もうらやむような仕事をしていたわけです。

国内だけではなくトヨタなど海外に向けて

発信されていたCMもあります。

CMは言ってみれば企業のイメージ。

悪評がたてばそれに泥を塗ることになります。

受けた以上は矢張り自分の行動に責任を

持たなくてはなりません。

それだけのギャラをもらっているわけですから。

演技力もありドラマもヒットしたことから

各方面で引っ張りだこだったことでしょう。

それが一夜にして崩れ、スポンサーは降り、

契約更新も無し。

子供たちに人気のあったNHKEテレで

放送していた「昆虫すごいぜ」も今後

放送しないことが決まりました。

本人も得意とする分野であり

子供たちも楽しみにしていたことでしょう。

大人だけではなく子供まで

裏切ったことになります。

香川氏に限らず、自分のした行いは

必ずいつかどこかで露見するものです。

その場で発覚し叩かれるのならまだしも

怖いのは

本人すら忘れている頃

それも物事が順調に行っている時にこそ

起こりやすいものです。

地位も名声も財産も手にし

我が物顔で振る舞っていると

突如、奈落の底に突き落とされる

という例はいくらでもあります。

同じように五輪汚職の問題で

大会組織委員会の理事による受託収賄容疑など

これも次々と明るみに出てきています。

その時にはうまく逃れても

問題行動は必ず

時間の差こそあれ、いつかは

白日の下に晒されるものです。

そう考えると

昨日までの地位・名声・財産も

明日はわからないといえます。

信用こそ無形の財産です。

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