こんにちは。

「イギリスのエリザベス女王死去」の報に

驚きを隠せませんでした。

昨日、ウェブ上で

「エリザベス女王・健康が懸念される状態」という

見出しを目にしたものの

こんなに急とは思いもよりませんでした。

3か月前の6月には歴史的な即位70年記念式典が

行われたばかりです。

バッキンガム宮殿のバルコニーに登場。

国を挙げてのお祝いに手を振って

応えられていました。

96歳という年齢から考えれば

それなりに体調不良という事は

あるにせよ、いつも凛とした姿で微笑みを絶やさず

人々の前に立たれていました。

イギリス国民だけでなく世界中の人々に

親しまれ慕われた女王。

女王が亡くなる寸前にロンドンにある

バッキンガム宮殿の上空に二重の虹が

現れたとの事。

激しい雨が降ったあと雲が晴れた一瞬の間に

現れたそうです。

70年の在位期間のほとんどをこのバッキンガム宮殿で

過ごされたわけです。

二つの虹とは昨年4月に99歳で死去された

夫のフィリップ殿下とエリザエス女王の

ような気がしないでもありません。

又、パンデミック以降ウィンザー城に移られ

公務を行っていたとの事。

半旗が掲げられたそのウィンザー城の上空にも虹が

出現し、アッという間に消えたそうです。

まさにエリザベス女王最後の国民への

贈り物だったのかもしれません。

昔から虹は幸運の訪れといいます。

虹を見ると何か良いことが起こりそうな

そんなイメージがあります。

英国史上最長となる70年、激動の中

責任を全うされ、安らかに旅立たれたのだと思います。

年齢と共に目の覚めるような色鮮やかなファッション。

その美しい姿を目にすることも、もうありません。

若いころよりも年を重ねられてからのほうが

一段と魅力的に映ったのも

中からにじみ出てくる品位があったればこそ。

それこそがエリザベス女王の品格ある

生き方だったような気がします。

長い間お疲れさまでした。

安らかにお眠りください。


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