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こんにちは。


早いもので6月も今日で終わり明日からは

いよいよ7月です。





昨日でKさんのトレーニングが終わりました。

最後の仕上げという事で本番さながらに

行いました。



終わって録音テープを比較してみました。

最初の時に録音したものと

一通りのトレーニングがおわって

本番を想定したものとを比べて見ました。




勿論違うのは当たり前ですが

何よりも声に張りが出た事です。


ご本人はトレーニング中

何度も「こんな大きな声でいいのですか」と

聞かれました。




決して大きくはなくむしろこれまでが

小さすぎたのです。

自分の声に慣れていると

ちょっと大きくなっただけで

ものすごく大きく感じるようです。



又、マイクがあるからと安心するようですが

不明瞭な発音がマイクを通したからと言って

明瞭になるわけではなく

却って聞き取りにくくなるものです。


そこを多くの人は勘違いしています。



こもった声がマイクを通して

はっきりするわけではないのです。



マイクがあろうがなかろうが

滑舌よく張りのあるよく通る声で

話す事が大事です。




トレーニングではある程度の声が

出せたとしても

本番ではその7割程度しか出せません。


トレーニング中

「もっと口を縦にあけて」と言うと

「本番でもこんなに開けるのですか」と

聞いてくる人がいます。





「こんにちは」と言うときに

口が開いていないと

「こんちは」と詰まった言い方になり

その後も口を開かないまま話す事で

くぐもった声になってしまいます。






トレーニングでしっかり口を開けて

練習することで自然とこの

3分の1~半分近く開くようになり

言葉がはっきりしてきます。





ところが普段のままですと

開いてないところにきて本番で緊張すると

更に開かなくなります。



その結果、早口になったり

口ごもってしまうなど

あがりに繋がってしまう事があります。




Kさんも初めのうちは話すのが

苦手だったせいか

なかなか口が開きませんでした。



しかしトレーニングを重ねることで

口も開きやすくなり

お腹から声を出すことで

声にも張りが出てきました。



録音したものを比べて見て

最初の頃と比べて

声も大きく

ハッキリとした歯切れのよい話し方

メリハリのある話し方に変わっていました。




Kさん自身が一番驚かれたことでしょう。




大勢の人の前に立った時には

先ずきちんとしたお辞儀、そして落ち着いた態度

あとは出だしをゆっくりハッキリもっていくように

そこを念押ししました。



後は「やればできる」という事を信じるのみです。

ついこの間まで、「苦手だ」「出来たらやりたくない」と

マイナーな言葉を使っていたので

それらはKさんの中から削除するように言いました。





実際に大きく変わったのですから

明日の本番では

自分の力を信じて思いっきり臨んでほしいと思います。





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