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今週から飲食店でのアクリル板は撤去となりました。
そのことは新聞で見て知っていましたが
先日受講生から「もう外していいんですよ」と言われ
”確かに”と思い取り除きました。



それだけで机が広く感じられました。


なんでもそうですが習慣とは恐ろしいもので
初めは抵抗があったことも月日が流れていく中で
慣れてくるとなんとも感じなくなることです。



マスクにしてもそうです。


初めのうちこそうっとうしいと思っていたものの
慣れてくると口紅もつけずにマスクだけでOK。
そのうちマスクをとった顔が何か老けて見え
慌ててマスク。
そうなるとマスクをとった顔を人に見られることが
気恥ずかしく思うようになりました。



考えてみると約3年半、それだけ年を取っているのですから
その分、老けていることは確かです。


口角は下がりほうれい線はくっきり
だらんとした口元、頬は下がり3年前と比べると
間違いなく退化しています。

3月13日以降、マスクの着用は個人の主体的な
選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。



それ以前にも屋内はともかく
屋外ではマスク着用は原則不要とされていたにも
関わらず人通りの少ないところでも出会う人
皆、マスクをつけていました。


5月8日、コロナが5類移行後もマスクは個人の判断と
されながらも相変わらずマスクをつけている人の多さに
驚きます。


これもやはり3年余りもそうしているとそれに慣れてしまって
今度は取ることにためらいがあるのではないかとさえ思います。


先日もNHKの番組で取り上げていましたが
マスクを長期間にわたってつけていると
顔のほうれいせんが深くなったり
ほほの筋肉が緩んで顎のラインがだらんとしてしまう
とのことでした。


又、マスクにより口呼吸をするといった弊害も
あるそうです。



欧米人は気持ちを伝えるにも言葉を交わす上でも
口元の印象が大事だという事を知っています。

怒ったり笑ったりも口元でわかります。

表現する上で口元は非常に大事です。

いち早くマスクを外したのにはそうした意味が
あるからだと思います。



マスクをとることでオープンな気持ちになります。





日本人は慎重であり清潔好きであり真面目です。
それ故になかなかマスクをとれないのだと思います。
又、周りの目も気になるのでしょう。

でも一度外してしまえばなんという事はないのです。



第一長い間、マスクをしていると
知らず知らず声も小さくなり、発音も悪くなっている
はずです。
こもった声で話すので会話をしていても聞き返される
事が多くなります。

そうなると話す事に自信が無くなります。
しかも声が小さい事は吐く息の量も少ないので
健康にも影響してきます。

話し方で言えばあがりの問題に大いに関係してきます。


勿論、お年寄りや病院、混雑している場ではマナーとして
マスク着用は大事なことですが、そうでなければ
老け顔・発声・発音・あがり克服のためにも
そろそろマスクを外さないと益々取りづらくなるような
気がします。



何事も使っていないと筋力が衰えるように声出しも
同じです。
腹筋を鍛えたり声帯やその周囲の
筋肉を鍛えることで声がしっかり出てきます。
勿論、表情も豊かで生き生きとしてきます。




先ずはマスクをとって腹式深呼吸をすることで
イライラを軽減、気持ちも落ち着きますので
是非なさってみてください。
その際、鼻から吸ったらちょっと息を止めて
今度は口からゆっくり少しずつ吐いていきます。
そして全部吐き切ります。

それを2~3回繰り返します。

その際、背筋を伸ばすことをお忘れなく。

気分がスッキリすることでしょう。



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