こんにちは。

午後、毎日ラインでやり取りしている

友人から荷物が届きました。

一つはバレンタインのチョコレート

もう一つの袋にも何か入っています。

友人というのは中・高からの同級生。

女性です。

当時は全然付き合いもなく

親しくなったのはお互いに結婚し子供ができた

30歳ころからです。

学生時代から半世紀以上経った今では

かけがえのない存在です。

感性が合うというか、阿吽の呼吸で話せる人です。

いつしか親の介護を通して家族ぐるみで

付き合うようになっていました。

私も友人夫婦あてにバレンタインの品を送り

先ほど友人からお礼のラインが入り

夜電話をするとのことでした。

友人から送られてきたもう一つの袋を見ると

焼き海苔や生姜ご飯の元

ひじきと海苔の佃煮、そしてお寿司屋さんのお茶等

重宝な品ばかりです。

メッセージが添えられていて

「いつもラインなどで励まし、アドバイスを

ありがとうございます。心が穏やかになれます。

近くの物産展で朗読の帰り道に見たのでおひとつ・・・

お忙しい時のひと品に・・・」

とありました。

その気持ちにジーンときました。

彼女は今年に入って新年早々コロナに

感染したり、身内が入院したりと

気の休まる間もないほど次々と

辛いことが起きていました。

私にできることは話を聞いて

少しでも気持ちを軽くすることくらいです。

殆どがラインによるメッセージですが、時には

夜一段落した後、電話で話す事もあります。

電話は声の調子で相手の様子がわかります。

話すうちに気持ちも楽になるのか

どんなことでも最後は笑いに変わるから

お互い元気になれます。

年月を積み重ねていく中で

それぞれにいい時もあれば不運の時もあり

悲喜こもごもの人生でしたが

それだけに分かり合えて

心安らぐ友の存在は大きいと

思っています。

ブログを一時中断してお礼の電話を

入れたところ

先方から先に

「素敵なパッケージなので中を見たいと

思ったけど主人が帰ってからにしようと思い

まだ開けてないのよ」とのことでした。

そういう私も同じでした。

いただいたチョコは帰ってから

先ず夫に見せてからと思っていたのです。

思わず

「そこが昭和の女よね」とつい

口に出てしまいました。

先方は夕飯の支度で忙しいと思い

ほどほどにして電話を切りましたが

最後は涙が出る程笑い合い受話器を置きました。

思いがけない友からのバレンタインでした。

夜もまたラインでメッセージのやり取りを

している事でしょう。


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