こんにちは。
先日、数年ぶりに友人に電話をしました。
スタジオに来てくれた事もありましたが
コロナで遠のいてしまい
どうしているかと思いかけてみました。
私とわかった途端、懐かしく思ってか
いきなり
ワァーと早口で話し始めました。
確かに数年ぶりということはありますが
それにしても次から次へと話すのです。
途中気がついてか
「ごめんなさいね、私ばかり話して」と
いうのです。
聞くところによると数年前から
体調を崩して病院通いが多くなっていた事。
かなりの大金を投資した挙句、そこが倒産し
雀の涙程度しかお金が戻ってこないこと。
その間、何度も裁判の傍聴に足を運んだ事など
それらのストレスから体調を崩し
挙句は両肺が癌に侵されているとか。
左はすでに手術をし、今度は
右側の手術をするそうです。
このような状況では仕事をしたくてもできず
しかも年齢的にも厳しい。
ひとり身でもあり相談する相手もおらず
かなり落ち込んでいたと思われます。
友達とも自然と疎遠になり
おそらく一人鬱々としていたのでしょう。
前の手術の時はどうしたか聞いたところ
一人で手続きをし
すべて一人で行ったとのことでした。
ご両親はすでに他界し、兄弟と言えば
お兄さんが一人、それも北海道と遠く
殆ど行き来もないようです。
普段は元気な人でもこうした
状況になったら誰しも心細く
鬱になっても不思議ではありません。
つい最近も他の友人が検査入院で
2週間ほど病院に入っていました。
結婚はしていてもご主人は高齢で
病気もち。
お子さんもなく入院に当たっては
一人で電車に乗って病院にきて
手続きをしたとか。
「入院も一人で来て退院も
一人で帰る」と言っていましたが
彼女の場合は丁度退院の日、ご主人も
診察の日だったので一緒に
帰ったようです。
最近、テレビなどでもよく鬱を取り上げ
ています。
特にコロナ禍にあって増えているとのこと。
誰しもならないとは言い切れない
と話していました。
後者の友人には入院中毎日ラインでメッセージを
送ったり途中からは電話をしていましたが
明るく振る舞っていても
一人になるとやはり不安で
落ち込んでしまうのでしょう。
必ず最後には「又連絡してね」という言葉が
添えられていました。
どんな人でも状況によって
鬱にならないとは限りません。
現に二人の友人は以前は明るく
行動的な人達でした。
肺がんで手術をする人とは
ニューヨークに一緒に行ったこともあり
旅慣れているので案内してもらったほどです。
そういう人でも大金を失い病魔に襲われては
気力も失せてしまいます。
誰にも話せず一人で鬱々と抱え込んでいたのでしょう。
そのような時に何も知らず
電話をしたのです。
ワーァと一気に話してきてびっくりしたものの
こちらが聞くことで落ち着いたのか
「話したことで何かすっきりした」と
言ってもらえた時は
ちょっと安心しました。
話すことで少しは軽くなることと
その分、気持ちにゆとりが出てきます。
私の周りは今入院している人や
体調を崩している人が
増えてきました。
そのたびに
「元気そうでいい」とよく言われます。
矢張り仕事柄、声を出していることが
ストレスを軽減し健康につながって
いるように思います。
昔から「病は気から」と言われるように
全ての病気の元はストレスから
始まると思っています。
ため込まずに誰かに話す
或いは声を出す。
それによって病魔も退散です。
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