楽しく学んでこそ身になる。

こんにちは。

昨日リモートレッスンをした方から

メールが入りました。

資料をお送りしたことへの

お礼でした。

メールを読んでびっくりしました。

「今日は外出時、空を見上げてばかり

いました。

ガリガリ君のソーダ味のような

青空だなーと

感じながら歩いていました。」

そのような書き出しから始まって

いたのです。

室内にいながら思わず

ガリガリ君を思い浮かべ

青空を想像していました。

この比喩といい

しかも自然な書き出し

なんて素晴らしいのだろうと

感動しました。

というのも

Eさんは3年前

初めてスタジオに見えたときには

話すことも書くことも

表現することはとにかく苦手

と、ご自身思い込んでいたからです。

経営者である40代のEさんは

当時社員から結婚式の挨拶を

頼まれました。

ところが大の話嫌い。

社員に恥をかかせてはいけないという

親心から一大決心をして

スタジオに見えました。

仕事もでき人柄も明るく温厚な方ですが

どうも話すことだけが苦手だったようです。

ご本人の努力とトレーニングの結果

結婚式での挨拶は成功し

まわりからの評価も高く

それが自信になったようです。

やればできると意欲が出たのか

その後も続けられました。

ところが翌年コロナの感染拡大

緊急事態宣言など自粛もあり

様子を見ながら

リモートレッスンを試みました。

果たしてどんなものかと思いましたが

これはこれで今は定着しました。

仕事関係のことで話す事があれば

レッスンをそれに切り替えますが

何もない時には

とにかく声を出すことを中心に

様々なトレーニングを行っています。

発声・発音から始まり滑舌の練習

朝日新聞の「天声人語」を読んだり

ニュースを読むなど

声を出すことによって発声・発音は

もとより

歯切れ、テンポなどもよくなって

落ち着いた聞きやすい話し方に

なりました。

更に文章に触れることで語彙

（ボキャブラリ）も増え

言葉の意味や使い方

或いは状況などにも触れることで

より一層、関心が高まっていった

ようです。

又、五感を働かせ

感じたことを言葉にすることで

表現する楽しさが

出てきます。

まさにそれが

冒頭の青空とガリガリ君の表現に

なったのだと思います。

メールの文中

「レッスンを重ねるたびに成長を

感じられるようになり

益々楽しくなって参りました」

とありました。

「成長と楽しさ」

これが一番です。

楽しさがなければ意欲につながりません。

意欲があるから成長にも

繋がるものだと思います。

毎回、”次は何をしようか・・・”

考える私もワクワクしますし

楽しんでトレーニングをし

それが

ご自身の成長となり

仕事や生活の中で生かせていけたら

最高です。

---

※「 話し方エトセトラ」関連記事はコチラをクリックしてください。
※これまでの記事はアメブロからでもご覧になれます。
　アメブロはコチラです。