こんにちは。
今日は桃の節句です。
友人からひな祭りの歌が入った
可愛い動画やら
お雛様の美しい画像とともに
美味しそうな桜餅の写真も
送られてきました。
桜色を目にすると何故か心が
穏やかになります。
最近はオミクロン株の感染の話題が
影をひそめるほど
ロシアによるウクライナ侵攻のニュースで
もちきりです。
普通に暮らしていた市民が
戦火を免れるために国境を越え
ポーランドをはじめ国外に避難する
様子が映し出されていました。
車は渋滞し国境まで3日もかかったり
幼い5歳の女の子が寒い中
祖母に手を引かれ25キロもの
道を歩いている姿は
心を痛めます。
人は何故、戦争という愚かな行為を
繰り返すのか。
平和な日常の中で殺人を犯せば
それこそニュースになります。
犯人は捕らえられ法の下
厳しく裁かれます。
放火をして捕まれば、やはり重い罪に
問われます。
ところが戦争という名の下では
何百人という人の命が犠牲になっても
仕掛けているほうは何も感じません。
戦争がなければ負傷をすることも
なかったことが、瞬時におこります。
これまで人々が営々と歳月をかけて
築いてきたものが
一瞬にして破壊されてしまいます。
いつの世もささやかな幸せの中で
普通に生きている人々が戦争の犠牲に
なるのです。
ある日突然、日常が奪われ
愛する夫や妻・子供や家族を失うという
これ以上ない悲しみ。
戦争を仕掛けてくる人間は
表向きにはそれなりのことを言っても
結局は自分の面子や権力・欲の塊に
過ぎません。
戦争をして勝ったとしても決して
本当の勝利とは言えません。
領土を侵略し奪ったとしても
それは多くの犠牲と悲しみと恨みの
上にあり
そこに喜びと平和を築くことは
できません。
今、環境問題が危ぶまれている中で
それこそ国境を越え
知恵を出し合わなければならないときに
破壊行為を続けることは
自らの首を絞めるようなものです。
ウクライナでは18歳から60歳迄の
男子は国を守るために残り
家族が離れ離れになっているという
現実。
戦争が収まったとしても
仕事を失い自分たちの環境が破壊され
家族を失った人がいるかもしれません。
これからのことを思うと
不安な日々を送っていることと
思います。
これ以上、犠牲を出さないためにも
一日も早く終わらせることです。
フェイクニュースや情報に
振り回されず冷静に判断することこそ
今、必要なことです。
どちらも血を流し犠牲になるのは
市民であり立場の弱いものです。
命令を下している人間はいつの世も
安全で恵まれた中にいるからこそ
犠牲者の痛みなど知る由もないのです。
そこにいるのは
「勝利するためには手段も選ばず」
といった悪魔に化した独裁者の姿です。
ロシア国内でも反戦デモが広がって
いるようですが
ロシアの人々の正しい判断と
勇気に期待したいところです。
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