こんにちは。

いよいよ12月

とうとうカレンダーも残り1枚と

なってしまいました。

この1か月であれもこれもと思うと

気ばかり焦ってしまいます。

中でも毎年出す年賀状。

出すまでは落ち着きません。

それが今年は喪中なので

11月中に年賀欠礼のはがきを

出し終えました。

その意味では年賀状に追われる

心配はありません。

しかし

元旦の楽しみといえば年賀状です。

郵便受けに取りに行くときの気持ち。

昭和世代だからかもしれません。

束になっている年賀状を

1枚1枚目を通していくのですが

来年はそれができません。

そう思うとちょっと寂しい気も

します。

喪中はがきを出した後

思いがけずに手紙と一緒に

お線香が送られてきたり

心のこもったはがきや手紙を

いただきました。

今年の初めに98歳で天寿を全うした

姑ですが、その年賀欠礼状に対し

わざわざ手紙やはがきでの

温かい言葉や思いやりのある文面に

甚く感動しました。

私もお付き合いの程度や状況に応じて

はがきや手紙、あるいは電話

メールなどで気持ちを

伝えることがありますが

こうして逆に人からいただくと

うれしいと同時に

改めてその方の人柄を思います。

その中の一人、80歳を過ぎた

元、受講生からのお手紙は

短いながらも心のこもった

内容でした。

しかも美しい文字で書かれていました。

つい声が聞きたくなって今日

携帯に電話を入れてみました。

懐かしい声とともに先方も

びっくり。

80歳を過ぎたとは思えない明るく

張りのある声。

お互いに近況を語り合いました。

それでも物足りず

年が明け少し暖かくなったら

お昼をともにしながらスタジオで

ゆっくりお喋りをする約束をしました。

「楽しみ!」と言ってくれた声は

弾んでいました。

年賀欠礼の喪中はがきに対し

喪中見舞いのお手紙をいただいた事から

電話をしたわけです。

そして

先のことになりますが

思いがけず楽しい約束が

できたのです。

喪中はがきを受け取りながら

顔を合わせていても知らん顔の人も

います。

そこは一言

「先日お葉書いただきました。

今年は大変でしたね」とか

「寂しくなりますね」など

ほんの一言で印象が変わります。

このような無味乾燥とした時代

だからこそ

温かい一言が生きてくるような気がします。


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