理想と現実が乖離しすぎる中での祭典。

こんにちは。

今日も都内は34度と言う暑さに

見舞われました。

明日からいよいよ4連休に入り

オリンピックが開催されます。

都内で行われているIOCの総会で

WHOのテドロス事務局長が

「日本が世界に勇気を与える」と

日本語で感謝の意を述べた

ようですが、何かしっくり

きません。

”本当に世界に勇気を与える

のだろうか”　と

首をかしげました。

又、菅総理の

「長いトンネルの中でようやく

出口が見えてきた感じだ」との

言葉にも「え～っ」と思って

しまいました。

都内は毎日、前の週と比べて

感染者が増え続けています。

今日も都内で1832人と一週間前と

比べて683人も増えている状況です。

ワクチンと言ってもまだ

いきわたってはいません。

人々は４度にもわたる

緊急事態宣言に辟易し自粛を

呼びかけるだけでその為の

協力金も遅れていると聞きます。

その間、飲食店を始め小さな店が

家賃も払えずどんどん閉店に

追い込まれています。

私の地元のラーメン屋にしても

そうです。

何十年も頑張ってきてこの春

店を閉じました。

そういう店がどれほどあるか。

先行きの見えない中で

自分達の事でいっぱいなはずです。

コロナで対面ができないまま

身内を亡くされた家族にして

もそうです。

或いは

先達ての土砂災害で家を流された

人達はこの猛暑の中、この先

どうしたらよいか途方に

暮れている事でしょう。

生きていかなければならない

厳しい現実の中で

のんびりテレビ観戦などと

いう気になれない人が

どれ程いるかです。

政府やオリンピック組織委員会の

目的と国民が今置かれている現状

との乖離（かいり）があまりにも

あり過ぎるような気がします。

それでも選手に罪はありません。

頑張っている姿を見れば矢張り

応援したくなります。

開会式の直前まで紆余曲折が

ありましたが、これ以上

問題が起きない事を願います。

そして

選手の人達には安全且つ

怪我をしないよう頑張って

ほしいと思います。

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