平凡な日々こそ実は貴重なもの。

こんにちは。

今日は大安なので地元の氏神様にお参りし

その後、青山一丁目駅の一つ手前、永田町で下車し

豊川稲荷に行きました。

矢張り、普段よりは若干参拝者が多いように

感じました。

先週は外苑前近くにある青山熊野神社と

矢張り1月、2月は神社詣でが多くなります。

人が多いと落ち着いてお参りが出来ないので

混雑しそうなときは避けます。

豊川稲荷には七福神も祀られているので

一箇所ずつ回って最後におみくじを引きます。

もう何年も毎月行っていますので同じおみくじを

引く事はよくあります。

でもその時に必要な言葉だと思って真摯に

受け取ります。

その場では開かず、青山方面に向かう途中にある

高橋是清庭園のベンチに座りそこで読むのが

楽しみです。

その前に高橋是清翁の銅像の前に立って一礼し

心の中でお参りします。

庭園内は春の柔らかな日差しが差し込んでいます。

今日は仕事前でしたのでベンチには座らず

そのまま仕事場に向かいました。

スタジオを開設して9年目に入りましたが

今では毎月の行事となっており、お参りに行くと

気持がスッキリします。

スタジオに着いて早速おみくじを開くと

末吉で昨年の8月に引いたものと同じ内容でした。

見慣れた景色に美しさを発見

「平凡な日々につい飽きて変化を望みがちだが

自分に与えられた環境に感謝する気持ちが大切。

ゆっくりと歩むからこそ見えるしあわせもある」

何か今の自分をぐさりと指摘されたような

感じでした。

コロナによる緊急事態宣言の延長で正直

辟易していました。

考えたら今まで当たり前と思っていたことが

決して当たり前ではないということも

よくわかりました。

マスクもなく普通に声高らかに笑ったり

話したりできることがどんなに素晴らしい事なのか。

当たり前のことなど何一つない事に改めて

気づかされました。

人間は文明の発展と共にいつしか傲慢になり

自然への畏敬・感謝と言うものをどこかに忘れてきて

しまったように思います。

便利になった分、人と人との関りは希薄になり

煩わしさが減った分、心もクールになってきているように

思います。

本当はもっとホットなつながりを望みながら

それがいかにもダサイかのように振る舞います。

ネットなどでのつながりを友達と思い

たくさんいるかのような錯覚に陥っています。

この一年、コロナによってすべてが大きく変わりました。

本当に大切な事は何か、私たちが忘れかけていたことを

思い出す一年であったような気もします。

幸せとは何か、それぞれが感じたのでは

ないでしょうか。

---

※「 癒しの一服」関連記事はコチラをクリックしてください。
※これまでの記事はアメブロからでもご覧になれます。
　アメブロはコチラです。