夢があれば辛いことも乗り切れる。

こんにちは。

三連休とお盆休みに挟まれた今日、明日は

平日であってもほとんどが休みモードに入っている

感じです。

 

昨日から銀座SIXの1本裏通りにある新井画廊というところで

先生たちの造形作品展「ぞう組展」が始まりました。

知人が毎年出品しているので

早速見に行ってきました。

 

画廊に一歩入るとすぐに知人の絵が目に入りました。

特徴があるのですぐにわかります。

知人は美大を出てから40年余り私立の小学校で

美術教師として勤め上げ、退職した今は

代官山造形教室　「あおぞら」

と言う名前でもの作りの教室を

開いています。

 

ここまで来るには大変な苦労もありました。

50代の時、突如病気でご主人を亡くされた事

残された三人のお子さん達の事を考え

もう無我夢中だったと思います。

それでも一人になった時

やり切れない寂しさと虚しさに陥ったことも

数え切れないほどだったでしょう。

 

そんな時に声をかけられたのがこのグループ展だったのです。

物づくりが主だった彼女は何十年ぶりかで

絵筆を握ったといいます。

これもご主人の引き合わせだったような気がします。

 

初めの頃は心の内を表すようにどこか重かった彼女の絵が

年を重ねるごとに

希望に満ちた明るい色遣いに変わっていきました。

 

今年のテーマは「スパイラル」　らせんの形

彼女曰く、人のDNAは皆それぞれ違い

そこから何か感じるものがあったようです。

 

ご主人が亡くなった年の夏から出品され、かれこれ

8年になります。

昨日の話では今年の11月頃、ご自分の造形教室の

近くの画廊で個展を開かれるとの事。

以前、「目標は銀座で個展ね」と言ったら

「銀座で！」と少し驚きながらも夢は早くも

未来に向かっているようでした。

先ずは代官山での個展が楽しみです。

 

人生、悲しいこともあるけれど夢を持っていれば

立ち直ることも出来るのです。

そんな彼女に心からの拍手を送ります。

 

 

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