こんにちは。

昨日は慶應病院に毎月の検査で

来ている友人と会うため

11時に病院内にある

スターバックスに行きました。

コロナという事もありしばらくぶりです。

しかも今年の5月に

検査入院すると聞き、面会もできず

病院の近くの喫茶店から

メールでやり取りをしたことも

ありました。

友人は昨日7時前には家を出て

病院に向かったとのこと。

午前中いろいろな検査をし

午後からは総合的な結果が知らされ

薬が出るとのことでした。

午前中の検査から午後の診断まで

その間2時間近く空いてしまうとの事。

それを聞いて会いに行くことにしました。

久しぶりに会った友人は元々細い

体形が更に細くなっていました。

今年の春、ご主人の診察の付き添いで

来て、ご主人の勧めで受けた健康診断で

病気がわかったのです。

調べていった結果、

シェーグレン症候群という指定難病で

あることが判明したのです。

自分の身体の成分にたいして

免疫反応を起こすことによる

疾患といったものだそうです。

症状としては目の乾燥

口の乾燥が以前からあったとか。

しかも検査をしたときには

既に肺も白くなっていたようです。

そのため当初はコロナと間違われ

一時自宅待機までしたとのことでした。

この病気の原因はまだはっきりとは

わかっていないそうです。

友人によると以前から目や口の中が

異様に乾くとのことで

眼科に1年半ほど通っていたそうです。

ドライアイとして普通に点眼薬を

出されていたのでしょう。

まさか自分が難病と言われる

シェーグレン症候群にかかっているとは

寝耳に水

青天の霹靂だったと思います。

2週間にわたる検査入院の間

毎日メールや電話をして様子を

聞いていました。

薬の副作用による吐き気・不眠は相当

辛くきついようでしたが

それにも耐え退院後も

処方された薬を飲み

快方に向かうように頑張っていました。

午後の診察までの2時間、いろいろと話をし

ました。

食欲がないというだけに元々の細い体が

一層華奢に見えました。

スターバックスで飲み物と軽食を注文して

テーブルにもっていきました。

あまり深刻にならないよう

わざと悪態をつきながらお喋りをしているうちに

二人でゲラゲラ笑っていました。

食べ物を口にした友人が

「美味しい!」といったのです。

おそらくいつも一人で病院に検査にきて

半日を病院で過ごすのに比べて

その日は話し相手がいる事

気取らずざっくばらんに話せるという事

ほんの少しでも心が軽くなった分

美味しく感じられたのでは

ないかと思いました。

午後の診察が始まる1時過ぎに

立ち上がり

せめて3階の待合室迄送ろうと

エスカレーターに乗りました。

ところが3階について

何故か「それじゃ」と言い出せず

手続きをするのを椅子に座って待っていました。

友人が戻ってきて

「いいの? 大丈夫?」と聞くので

そのまま頷きました。

3時過ぎまでに戻ればいいと思い

一緒に付き合うことにしました。

結構混んでいます。

やっと番号が出て診察室に入っていきました。

診察室から出てきた彼女に

どうだったか聞くと

経過は良いようで薬の量も少しづつ

減らしていくとのことでした。

それを聞いてホッとしました。

会計を済ませ1階で薬を受け取り

玄関を出たのが3時でした。

友人は朝の7時前に家を出たので

まさに半日仕事です。

病院を出て横断歩道を渡ると信濃町の駅です。

そこで友人と別れ私はスタジオまで

歩くことにしました。

雨が降り出しそうなので少し速足で

歩きました。

時間を計ったらなんと15~16分で

着きました。

スタジオに着くなり首から汗が

滴り落ちていたほどです。

晴れていたらもっと大変です。

すぐに友人にラインを入れると

返信があり

「私のほうこそありがとうございました。

おかげで楽しかったです」と言って

帰りに東京駅で天丼のお弁当を

買った事など書かれていました。

食欲のなかった人が

天丼のお弁当を買ったことが

嬉しくなりました。

夜に来たラインには

「天丼美味しかったですよ。

今日は5328歩、歩きました。

病院に来るのは疲れるけれど

いい運動になります。

今日はおしゃべりができて本当に

楽しかったです。

おかげさまで免疫力がアップした気がします。

ありがとうございました」と

ありました。

お喋りをして笑いあい

最後まで一緒に待合室にいた事

ただそれだけですが

それで友人の心が少しでも

元気になってくれたとしたら

最後まで付き合ってよかったと思いました。

待合室には大勢の患者さんが

名前を呼ばれるのを待っていましたが

矢張り一人でいると中には

心細く感じる人もいることでしょう。

お喋りして笑ってそれで

食欲が出たとしたらこんなに良いことは

ありません。

今度は外でランチでもしながら

声高らかに笑いたいものです。

コロナも第7波が心配されますが

お喋りと笑いは何といっても元気の元と

言えそうです。


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