「灯台下暗し」にならない政治を望む。

こんにちは

昨日投開票が行われた衆院選。

結果、465議席のうち自民党は

単独で絶対安定多数の261議席を

確保しました。

選挙前は自民党もこれまでの事から

かなり厳しくなると

予想されていましたが

それは一部の議員に限った結果と

なりました。

しかしそれとても

小選挙区で議席を失ったものの

比例代表で復活当選を果たした

わけです。

比例代表にも入らず

「まさか」の議席を失う

議員もいました。

選挙は蓋を開けてみないと

わからないものです。

選挙速報だけでも息が詰まる

思いで見ていたのですが

そこへ夜の8時に起きた

京王線特急車内で起きた無差別

刺傷事件の速報が飛び込んできました。

20代位の男が刃物をかざし

液体を撒いて火をつけたとの

ニュース。

車内を逃げる乗客の姿が

映し出されていました。

その奥は真っ赤に火の手が上がった

映像。

17人の方が怪我をされ

一人が重体。

「人を殺して

死刑になりたかった」

そのために何の関係もない人を

巻き添えにして無差別に

狙っていくなど

常軌を逸しています。

8月に起きた小田急線での事件を

参考に火をつけたとの事ですが

車内という閉鎖的な中で

居合わせた人たちは

どうすることもできません。

「仕事に失敗した」とか

「友人関係が上手くいかない」等

少しずつ自供を始めているようですが

そういう人たちは世の中に

たくさんいます。

もっと苦しく大変な人だっています。

ましてやこのコロナ禍で

辛い思いをした人は数知れません。

それでも皆、頭を抱えながらも

何とか頑張って生きているのです。

それを

「死刑になりたくて

人を殺そうと思った」とは

余りにも短絡的過ぎます。

昨日の夜は選挙の開票

そこへこの事件の速報

何かやり切れない思いで今朝は

スッキリしませんでした。

被害にあわれた方は勿論

電車に乗り合わせていた方も

本当に恐怖だったことでしょう。

安心して電車にも乗れません。

健全な社会・思いやりのある社会

ゆとりのある暮らし

心を育てる教育・コミュニケーション等

進歩、発展だけではなく

「灯台下暗し」にならないよう

身近な所にも目を向ける

政治であってほしいと思います。

世の中進歩しても

心の荒んだ人間が増えたのでは

何もなりません。

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