根を張ることの凄さ。

こんにちは。

今日も暑い一日でした。

午前中、恒例になっている

豊川稲荷にお参りに行った後

何時ものコースである

高橋是清庭園に立ち寄りました。

毎月来ていますが

同じ景色でも微妙に違います。

葉っぱの色・咲いている花

空の色一つとっても違います。

又、その時の自分の気分にも

よります。

嬉しい時、悲しい時では

見える景色も違って見えます。

今は紫陽花の青紫が蒸し暑さを

忘れさせ

清々しい感じです。

ベンチに座り木々で覆われた緑を

見ていると心が休まります。

昔から遠くの緑をみると目にいい

と聞いていましたが

暫くみていたら気のせいか

目が楽になったようです。

何も考えずに自然の中でぼんやり

していました。

英気を養ったところでベンチから

立ち上がり出口に向かって

歩いていくと

大きく根を張った樹がありました。

その根は地面に出ていて縦横に

広がっています。

見上げるとそれは大きな椎の木

でした。

樹齢がどれくらいかわかりませんが

これだけ根を張っているから

かなりのものでしょう。

激しい雨や風、嵐にもめげず

今や、どっしりと構えている

感じです。

根を張っていなければ台風が来た

時に、もろく倒れてしまいます。

これまで幾多の雨風にも耐え

その都度、ぐっと

踏ん張ってきたからこそ

しっかりと根が張り

いつしかびくともしない大木に

成長したのだと思いました。

人も仕事も同じだと思います。

人生、いい時ばかりでは

ありません。

苦しい事、辛いこともやって

きます。

辛いからと言って逃げていたの

では、一時どんなに良くても

何かが起こればもろく崩れて

しまいます。

しかし、そこから逃げずに

耐えることで

その分、強くなっていくように

思います。

コロナによるパンデミックは

私達のこれまでの生活を一変

させてしまいました。

しかし、乗り越えていくしか

ありません。

やがて終息する頃には、椎の木

ではありませんが、根を張って

逞しくなっている自分に

気がつくことでしょう。

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