何事にも人間性がでる。

話し方/you表現studio のblogへようこそ

こんにちは。

寒暖差が激しい毎日。

今日は晴れてはいるもののやたらと

風が強く、花粉症の人には

辛い一日だったと思います。

これまで花粉症とは縁のなかった人でも

急にそれらしい症状に悩まされるといった

話も耳にします。

春はのどかな反面

今日のように風が強いと

髪はボサボサ、鼻水・目のかゆみ

くしゃみといった弊害もありそうです。





先日、見えた方が4月からの人事で

専務に昇進が決まったとの喜ばしい報告が

ありました。



平社員の時からの長いお付き合いですが

それこそ初めは「あがり」の問題で

見えていました。

その後、ことあるごとに見えては話し方に

取り組んで来られました。



今では立場上、話す事で多忙な日々を送られ

益々磨きがかかってきました。

まさに継続は大きな力となることを

証明してくれました。

その方自身が

「話し方は矢張り大事ですね」

と言われたのです。



上に立つほどに部下を動かす話し方

説得力のある話し方

又、聞き手に好感をもたれる話し方

相手の心を掴む話し方　等々

堂々とした中にも

矢張り繊細な気配りなくしては

成り立ちません。

しかも

話し方だけではなく

ものの考え方・態度・マナー

そういうものが備わってこそ初めて

人の心を動かすことが出来るわけです。

昭和の時代に見られた

強さ・強引さ・上から目線的な物言いでは

今や通用しません。

一つ間違えればパワハラになりかねません。

話し方にその人の人間性や性格が出るからです。

これは話し方だけに限ったことではありません。

書道にしても字を見ればその人の

性格がわかるといいます。

昨日、お稽古に行った時

先生がお弟子さんの書を見て

「きちんとかけているけれど、何か

もう一つ中から湧き上がるものが感じられない。

それが出せたらもっと素晴らしいのだけど」

とアドバイスされていました。




長い紙に漢詩が書かれていたのですが

私から見ればよく見えても

先生から見ればやはりわかるのでしょう。

その方も

「実は私、お茶の先生にも以前

同じような事を言われたことがあるんです。

お点前はちゃんとできているのだけど

どうも形だけと言う感じがする、と・・・」

見るからにきちんとして真面目そうなご婦人。

定年まで固いお仕事に就かれていたようです。

話し方だけではなく「書」にも人柄・性格

といったものが出るようです。

そうやって見ると何か頷けるような気が

します。

既に亡くなりましたが、生前

話がくどくて長く細かい男性がいました。

その方の文字が又小さくて

読めないほどです。

年賀状なども印刷したものに

一言添えられているのですが

よくこんなに小さくかけるものだと

思った程です。

話し方もぼそぼそとせっかちに

話すという感じでした。

字を思い出して納得できました。





話し方にしても発声・発音・音声表現

といった技術的な事は勿論ですが

同時に自分磨きをしていく事が

本当の意味で個性的で

魅力ある話し方になるのではないかと

思います。

たかが「話し方」されど「話し方」

これが出来るかどうかで

人生大きく変わっていくことだけは

確かです。

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