アカプルコのハリケーンに思う。

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こんにちは。

早いもので10月も終わり明日から11月を迎えますが

気温が暖かいためかあまりピンときません。

11月と言うと一昔前は木枯らしの吹く季節と言う

イメージがあったからです。

今や地球規模で天候による異変が起きています。




今朝もテレビをつけていたら凄まじい惨状が映し出されて

いました。

見るとメキシコの人気リゾートで知られる

アカプルコが29日にハリケーンに襲われたとの

ニュースでした。

それも５段階中最強のハリケーンが

アカプルコを直撃したとのこと。




画面を見ると信じられないような光景が

映し出されていました。

ビーチリゾートだけあって高層ホテルが

廃墟と化していたからです。





屋根は吹き飛ばされ壁は崩れ

ガラスもない状態。

8割のホテルが被災したようです。


ホテルでかろうじて一命をとりとめた女性が

その恐怖を語っていました。

「ソファが飛んでいくのが見え、ガラスの破片が

飛び散って恐ろしかった」と話していました。




屋根もガラスもない鉄骨だけの高層ホテルを

見るとまるでホラー映画に出てくるような感じでした。

鉄塔は倒れ電気や通信が途絶え

家屋や建物が倒壊した中

水や食料不足から街には略奪が横行し

混乱をきたしている状況でした。




人々が年月をかけて作り上げてきたものが

ハリケーンによって一瞬にして壊滅状態に

陥ってしまうその事実に

自然の脅威を感じました。

それは2011年に起きた東北大震災で

車も家屋も街をも飲みこんでいく

津波の映像と重なりました。




私たちの生活は日々進化し豊かになりました。

高層ビルが立ち並びその中で

快適に過ごしている人達も

たくさんいます。

しかし最大風速75ｍに襲われたら

それこそひとたまりもありません。

屋根が吹き飛ばされるくらいですから

自分が高層階から吹き飛ばされても

不思議ではないわけです。

でもまさかそのような事が起きるとは

考えられないわけです。

しかし、一瞬にして美しい光景が悪魔の廃墟と化して

しまったのです。

今後死傷者の数も増えるでしょうし

水や食料が届かなくては

人はいつ豹変するかわかりません。

現にスーパーの棚からは全て持ち去られ

何も残っていないとか。

混乱が収まったとしても

これからの事を考えると気が遠くなりそうです。

それでも立ち上がり前に向かって

一歩　一歩やっていかなくてはならないのでしょう。

それを思うと今、世界で起きている戦争は

人為的な事で互いに犠牲を出し、破壊行為を繰り返し

なんの利があるというのでしょう。

それよりも自然の脅威に対して知恵を出し合い

又、起きてしまった事に対して

一日も早く立て直せるよう

皆で協力することの方が同じ地球上に住む

人間として意義あることではないでしょうか。

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