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こんにちは。
暑い暑いと言っているうちに
8月も残り1/3となってしまいました。
お盆休みが明けた後もすぐに土・日の休み。
その間
それぞれの友人達からラインが送られてきて
その返信をしているだけでも
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
本来のラインの使い方ではなく
言って見ればメール並みの長文ですから
読むのも大変、それに対し返信も
結構時間がかかります。
しかも内容が明るいものならともかく
最愛の夫を亡くした友人からの悲しみや親族との
いざこざ。
又、別の友人からは
結婚している娘さんの入院や
それにかかわるご家族の問題など様々です。
それだけに安易には返信できません。
相手の気持ちになって言葉も選ばなくてはなりません。
スタジオでもそうです。
先日見えた方がレッスンが終わった後
お茶を飲みながらご主人の事で愚痴をこぼされました。
よく聞くとそれは奥さんのものの言い方に
問題があるように思われそこを話しました。
ご本人はちっとも気づいていなかったようで
「言われてみると確かに・・・」と頷いていました。
いつもきつい言い方をされていたようです。
今回は頼み事だったのでシミュレーションしながら
声に出して練習しました。
初めはぎこちなくセリフを読んでいるような
感じでしたが何回も声に出して練習するうちに
自然になってきました。
「早速帰ってやってみます」
そう言って明るく笑顔で帰っていかれました。
心のもやもやを吐露することで心が
大分軽くなります。
先日見えた経営者がこんなことを話されました。
「在宅ワークが増えてから人との関わりができず
心の病を抱える人が増え、そこが今問題です」
と言われました。
矢張り別のIT企業の幹部もこぼしていました。
折角採用し研修もして外部に出向させても
1～2年でやめてしまうとのこと。
先の友人のラインでの悩みにしても
受講生にしても
結局はコミュニケーションの拙さであり
人間関係なのです。
昔なら当たり前に日常使っていた
挨拶言葉が今は使えない人が多く
人間関係もしっくりいかないのです。
こんにちは
お世話になります
ありがとうございました
おかげさまで
助かりました
よろしくお願いします
すみません
誰でもが知っている言葉です。
しかしながら声に出して使っているかと言うと
使えていないのです。
たとえ使っても小さな声でボソボソ言う程度。
現にスタジオでのレッスンでこうした様々な場面での
挨拶言葉を声に出してみると意外と言えないのです。
暗く抑揚のない小さな声といった感じで
これは普段使っていない証拠です。
矢張り声に出して明るく言う事で
相手の心を開き人間関係も良くなっていくわけです。
決して難しい事ではないのです。
物がなかった貧しい時代にはお隣同士でも
自然にできていたことが
豊かな現代においては皮肉なことに
人は心を閉ざし警戒すらして
挨拶一つしなくなってしまいました。
一つ事が起こると
そこに関わる人間関係での摩擦も生じ
余計ストレスになるようです。
ところがきちんとコミュニケーションも取れ
人間関係がスムーズになれば
心配事や悩みはいくらかでも軽減されるように
思います。
声に出してこそ言葉は生きてきますし
上手に使う事が大事です。
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