話す事と同じ位、聞いてあげる事は大事。

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こんにちは。

暑い暑いと言っているうちに今週も

あっという間に終わりました。

7月としてはこれまで経験したことのない

暑さが続いており、それもあってか

今週は仕事もさっぱり、ややへこみがちでした。

そのような折

仕事に代わって先週あたりから友人・知人の

来訪が増えました。

それぞれ悩みや愚痴があるようです。

誰かに話さなくてはいられないと

いった感じです。

家に一人でいると

大体が悪いほうに悪いほうにと

考えがちです。

例えば

ご主人が入院し容体が心配

万が一自分が残されたら・・・

そう思うと何から何まで不安になり

食事も喉を通らないとのこと。





或いは

結婚している娘さんが救急車で病院に運ばれたと

連絡を受けただけでもショックなのに

１週間経った今も意識が戻らないとの事。

親はいても経ってもいられない気持ちになります。

しかも離れているだけになお不安。

何を目にしても涙・涙の毎日だと言います。

今日見えた友人は傍から見れば幸せそのもの。

ところが当人でしかわからない悩み。

娘夫婦とのことで何やらスッキリしない様子。

共働きでしかも親とは家も近いとなると

孫の世話です。

当たり前のように孫二人の

世話を頼まれる毎日。

特に今は夏休みという事もあり

塾や習い事の送り迎えから始まり

食事の世話までそれは大変なようです。

いつしかそうしたことが当たり前になっていて

それに対して感謝の言葉も上っ面とか。

孫は可愛いけれど親の態度に腹が立つと

憤っていました。

そうかと思えば別の人は自分自身の体調での

悩みや不安といったように

見れば周りはみんな悩みだらけです。

私自身も含めなかなか思うようには

行かないものです。

それでも話しているうちに胸のつかえがとれるのか

声も表情も明るくなってきます。

いかに話す事が大事かという事です。

同時に先ずは聞いてあげるという事です。

それも頷きながら聞いてあげることで相手は

だんだん冷静になれます。

「そうなの」「それで？」

「あ、そう」　　「なるほどね」　　「そうよね」

「そりゃひどいわね」　　「大変ね」




人は共感してもらえると落ち着いてきます。

そして心が軽くなるものです。

途中で口をはさんで

「そんなこと言っても」とか「でも現実は・・・」等

理詰めで話しても反発するか火に油を注ぐ結果になります。

先ずは相手の心の重荷を軽くしてあげる事。

それには聞いてあげることが一番です。

話す事でスッキリすれば相手も冷静になり

聞く耳を持ちます。

水がたくさん入っているコップに更に水を

注げば溢れてこぼれるだけです。

一度空っぽにすれば再び注ぐことが出来ます。

それと同じで

心の器を先ず空にしてあげることです。

聞いてあげる事で充分なのです。

スッキリすれば本人がどうすればよいか

一番わかっているはずです。

今日も似たような事例を話したところ

”それに比べたら、うちはまだましかも・・・”

と妙に納得し

最後は愚痴も笑いになっていました。

少しは人の役に立ったかな？と思ったら

そういう私自身も元気になっていました。

話をする事と同じくらい、人の話を聞いてあげる事

このいずれも大事な事だと思います。

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