冬にこそ赤は引き立つ。

こんにちは。

昨日、友人から

「手桶に飾る梅を送りました」と

ラインが届きました。

前の日に送ったということで

念のため郵便ポストを覗いてみると

レターパックが入っていました。

早速開けてみると透明の袋の中に

水引で作られた梅の花がありました。

手のひらに乗るほどの梅の枝に

赤い花がいくつかついていました。

その赤が実に鮮やかでしばし

見とれてしまいました。

水引の事には疎かった私ですが

友人がお正月飾りから始まり

一年を通してお節句や

季節の移り変わりの花など

その時々のものを水引で作っては

送ってくれます。

楊枝で作った小さな手桶をつけてくれたので

それからは中の花を変えるだけで済みます。

それだけでも季節感が出て

味わいがあります。

友人曰く

季節を取り入れたものを玄関など

入り口に飾ると運気が上がるとのこと。

確かに気分が違います。

さっそく帰ってから

手桶の中の花を梅に挿し替えようと

したところ

なんと秋口に送ってくれたものが

そのまま入っていました。

それは何かというと紅葉した

もみじでした。

季節はとっくに変わっていたのに

うっかりしていました。

生のものならとうに枯れてしまっています。

考えたら冬はこれといった花もなく

もみじを挿したままでした。

送ってもらった梅の枝を挿すと

何かしら春がもうそこまでという

感じがしました。

今にも「ホーホケキョ」という声が

聞こえてきそうです。

赤い小さな梅の花が

そこにあるというだけでパッと目を

ひきます。

そういえば先日も

近くにある高橋是清庭園に立ち寄ったとき

樹々の中に赤い花をつけた木が

ありました。

椿の一種かもしれません。

冬の青空と葉を落とした樹々。

閑散としたその光景に

赤い花が飛び込んできました。

その赤の美しさが印象的でした。

他に何もないからこそ

赤がひときわ映えるのだと思いました。

友人が送ってくれた水引の梅も

茶色の枝に赤い花

それが際立って見えました。

明るいニュースが少ない昨今

尚の事、赤い花は元気をもたらせて

くれました。

---

※「 最近の出来事より」関連記事はコチラをクリックしてください。
※これまでの記事はアメブロからでもご覧になれます。
　アメブロはコチラです。