発音・発声一つで印象が変わる。

こんにちは。

朝夕、急に冷え込みが強くなり

しかも今日は一日雨。

これまで12月といえば忘年会やら

年明けの顔合わせや新年会での

挨拶など、暮れは人の出入りも

多く賑わいを見せていました。

ある年など31日ぎりぎり迄

トレーニングをしたことも

ありました。

新年は大体が３日から初めていました。

ところが新型コロナの感染拡大で

昨年はさすがに忘年会も

年明けの新年会もほとんどの

会が中止となりました。

都内だけでも感染者が1,000人から

2,000人の規模に膨れ上がって

いったからです。

人の流れもピタッと止まって

しまいました。

それが１年たった今、都内感染者も

ほぼ２０人以下で推移しています。

そのせいか、忘年会や新年会を

行うところも若干出てきているようで

そのための

挨拶の練習に見える方もいます。

声出しの練習では

昼間にも関わらず

「皆様　こんばんは」から始まり

それなりの忘年会の挨拶。

その練習が終わると

今度は頭と気持ちを切り替え

「改めまして、新年あけまして

おめでとうございます。本日は・・・・」

となるわけです。

忘年会で挨拶をする人は

大体新年会でもするので

今は半分ずつ練習を見ています。

「おめでとうございます」というのを

聞くだけでなにかとても新鮮に感じ

本当におめでたい気になります。

昨日NHKの「あさイチ」の番組でも

取り上げていましたが

この2年マスクをしていたせいか

滑舌が悪くなっている人が

非常に多いとか。

声がこもっていたり通らない声で

悩んでいたり

そういう人が結構多いそうです。

私のスタジオに見える方にも

初めお名前だけの簡単な

自己紹介をしていただき、それを

テープに取ります。

その後

20分くらい声出しのトレーニングをし

再び自己紹介をしていただくと

ご本人が驚くほど変わっています。

最初に録音したのを聞いていただくと

「えーっ！何言っているかわからない」と

早口であることと声が小さいことに

驚かれます。

続いて

レッスン後のテープを聞いていただくと

「自分じゃないみたい」と

これにもびっくり。

言葉がはっきりして明るく

聞きやすくなっているからです。

声や言葉がはっきりして

話せるということはそれだけで

大きな自信になります。

例えば「おめでとうございます」

一つにしても声が小さかったり

暗くてはおめでたくなくなります。

やはり明るく張りのある声で

話してこそ聞き手を惹きつける

わけです。

今日見えた方もしっかり声だしをして

帰って行かれました。

口の開け方で表情も変わってきます。

言葉と表情と視線は

同時に聞き手からも

見られ、聞かれているだけに

大事なことと言えます。

リモートは時に便利で重宝ですが

何といっても直接対面で話せるに

越したことはありません。

是非その感動を

あなたも味わってみてください。

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