こんにちは。

今日から新年度の始まりです。
本来なら入学式や入社式等、桜の花びらが舞う中どこか華やいだ雰囲気に包まれるものです。

父母と手をつないで歩く幼稚園児
ピカピカのランドセルを背負った小学生
新しい制服に身を包んだ学生達
どこか初々しさのある新社会人

その姿を目にするだけで微笑ましく元気が出てきます。
ところがまたしても緊急事態宣言解除後コロナによる感染者が日々増え続けています。

しかも大阪府は3日連続で東京を上回り今日一日で新たに616人も感染者が出ています。
東京の475人をかなり上回った数字です。
緊急事態宣言を解除すると同時にそれまでの抑圧が反動として出てしまっているかのようです。
厚生労働省の職員23人が午前0時近くまで送別会を開いていたのを初めとして、他にも手本となるべき組織の人間が時短を無視して会食をするなど、何を考えているのだろうと疑いたくなります。
人間自分の事となると如何に甘いかという事を感じざるを得ません。

それとも組織人間としての傲慢さなのか。
先日テレビで大学の卒業式の後深夜、駅近くで飲んで騒いでいる若者達の姿を映していました。

その姿を見て ”こういう輩がいるから困ったものだ”と思ったものの
気持もわからないでもないと複雑な思いでした。

しかし彼ら、彼女らは時短通り店を出て別れがたいという思いからつい大声を出したり騒いだのでしょう。
ところが自粛を求めている側の省庁の職員たちがよりによって23人という大人数で送別会を開き挙句は時短の9時を過ぎても更に居座ったとか。

店側は最後に鍋にご飯を入れて雑炊を作ろうとしたのを「待った」をかけて時間を引き延ばしたようです。
そして0時近くまでいたというのですから呆れるばかりです。

これでは先ほどの卒業生はもとより酔っぱらってその辺をフラフラしている方が店側に迷惑をかけないという点でまだましです。

”これ位は大丈夫だろう”
”自分たちに限ってそんなことはない”

そういった安易さ、又、無意識の傲慢さ
「これくらいなら」
一人一人皆がそう思ったら感染は増えていく事はあっても決して減ることはありません。

本来なら記念すべき4月のスタート。
それぞれが公に祝う事が出来ず気の毒だと思います。
それだけにこうした事をいつまでも繰り返すことなく早く終わりにしたいものです。

その為にも一人一人の自覚と上に立つものの責任そして良くないと思ったら誰もが「No」と言える勇気と環境こそが今こそ必要かと思います。

「自分は大丈夫」「これ位は問題ない」が最も危険なのです。


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