こんにちは。
今日も都内の感染者は500人と増え続けています。
おまけに雨も降り、街はひっそりと静まり返って
師走とは思えません。
今日はリモートレッスンがあり、安心して声をだせました。
声を出す事で気分も体調もスッキリします。
1時間15分、受講生は喉を潤す時間を覗いて
殆ど声を出します。
初めに
ア行からワ行迄、濁音、鼻濁音、半濁音、拗音
等が入った口の体操を行います。
最初は一語一語ゆっくり正確に発音していきます。
ア エ イ ウ エ オ ア オ
カ ケ キ ク ケ コ カ コ
キャ キェ キ キュ キェ キョ キャ キョ
と言ったように全部で28段あります。
次に一行を一息で発音します。
アエイウエオアオ
カケキクケコカコ
その後、頭から最後までを出来るだけ早く
しかも正確にです。
この時、タイムを計るので
「行きます」と言い終わると同時に
ストップウォッチを押します。
初めの頃、Iさん(男性)は「滑舌が悪いので・・・」と
自信無げでした。
確かに
ピャ ピェ ピ ピュ ピェ ピョ ピャ ピョ 等
舌が廻らず止まってしまい、最後までたどり着くのに
時間がかかっていました。
それが今では28段を平均34秒で言えるようになり
ました
それだけ口の周りの筋肉の動きが良くなったという事です。
ところが口を動かしていないと滑舌が悪くなるばかりか
速度も遅くなります。
最近、よく言われるオーラルフレイル(口腔機能低下症)
にしてもそうです。
筋力が弱まると声がか細くなるだけでなく
飲み込む力も弱くなるなど年配者に多い誤嚥性肺炎に
つながる恐れもあります。
声を出す事で舌の動きを活発にすることも
大事です。
滑舌練習のⅠ Ⅱ Ⅲ と
徐々に難易度を上げて挑戦してもらいました。
思うように言えず、おかしな言葉になり
思わず、Iさんと画面越しに笑ってしまいました。
口の動きが良くなったところで
最後に三分間スピーチです。
思い切り音声表現を生かして話をしてもらいました。
年末の仕事納めの時にはスタッフを前に
前向きな話で一年を締めくくることでしょう。
声をだしたり笑ったりしているうちに
あっという間に時間が来てしまいました。
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