こんにちは。

最近は本当に日が短くなりましたね。

夏の間は明け方4時半ころにはうっすらと

明るくなっていましたが

今朝など目が覚めて時計を見たら

5時15分、まだ暗いのです。

 

夕方も4時半だというのに今日あたりは

薄暗くなりかけていました。

日が短かくなると何となく心細くなるものです。

 

そんな時

知人からラインが入り見ると11月4日から9日まで

代官山の画廊で個展を開くとの事

「案内ができたのでスタジオにお持ちしたい」

と言うものでした。

 

毎年8月に銀座で開かれるグループ展には

顔を出していましたが、個展は初めてです。

 

10年近く前、ご主人を亡くされ悲嘆にくれていた時

グループ展に誘われ何十年ぶりかで絵筆を握った彼女。

初めは暗かった色使いが少しずつ明るく変わり始め

彼女の中で少しずつ前向きになっていったのを

感じました。

 

その頃

「少しずつ書き溜めてそのうち個展を開いたら

いいわね」と話したことがありました。

この夏、グループ展に行った時

「11月になったら近くの画廊を借りられそうなので

個展をやろうかと思いまして」と控えめに話されました。

 

それは素晴らしい事だと思いました。

今から来月が楽しみです。

その前にどのような案内が出来たのか

それを見るのも又、楽しみです。

 

50代と言う若さでご主人が亡くなり

残された家族は目の前が真っ暗だったと思います。

三人のお子さん達も今は立派な

社会人です。

 

彼女自身も定年まで仕事を務め上げ

今は母親の介護をしながら好きな絵を描いています。

これまで頑張ってきた自分へのご褒美

今度の初の個展かと思うと感無量です。

 

悲しみを乗り越えた先には希望と言う

があるものですね。

 

 

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