こんにちは。

春うららかといった穏やかな日が続いています。

昨日の午前中、Tさんが3カ月ぶりに

見えました。

実は今年の1月

その月に行われるある総会で挨拶を

するとのことから前の年の12月から

レッスンにいらしていました。

ところが1月に入り体調が思わしくないとのことで

かかりつけの病院で検査をしたところ

心臓に管を入れるかもしれないとのことでした。

以前もその手術をして楽になったとのことで

抵抗はないようでした。

勿論、会での挨拶は早めにお断りするとのことでした。

1月13日に見えた時にその話をされ

その後、連絡がないまま

3カ月が過ぎてしまいました。

年齢的にもご高齢。

手術がうまくいったとしても埼玉から

出てくること事態

難しいと思っていました。

Tさんは私が独立する前からの受講生でした。

初めて個人指導を受けられてから

かれこれ18年になります。

当時は経営者として忙しく

何か挨拶をする時だけ集中的に見えていました。

数年前見えたとき、会社は息子さんに任せたようで

「これからは時間もあるので又、通います」と

話された矢先、コロナが拡大。

3年ほど、音信不通となりました。

それが昨年の暮れ、久々に顔を出され

「またお願いします」との事だったのです。

ところが先に述べたように今年に入って

急に体調が悪くなり手術をしたかどうかも

わからない状況でした。

昨日3カ月ぶりに見えたのでどうされていたか

お聞きしたところ、検査、検査で

大変だったが、結果

手術はしないで済んだとのことでした。

そうとは言え

87歳という年齢を考えると

指導もゆっくりのんびりと、と思いました。

ところが意外にも発声練習では

大きな声が出るのです。

ご本人はしばらく行かない間に滑舌が悪くなったと

気にしていました。

そこで発声練習の後、文章を読む練習をしました。

レッスンが終わりTさんが

「午後空いていますか」と言うので

次回の予約かと思い

「いつの午後ですか?」とお聞きすると

「今日です」と言うのです。

「え?今日の午後ですか」と聞き返すと

「ええ、せっかくだから午後もう1時間

受けていこうと思いまして」

こちらがビックリです。

午後は1時半から始めることにして

Tさんは昼食を取りに外に行かれました。

その間私も家から持ってきたお弁当を

食べました。

時間通り戻られたので

「お食事はとられました?」とお聞きすると

「ええ、この下の店に行って刺身定食を

食べてきました。前から一度は行ってみたいと

思っていました」と満足気。

その後、お茶を飲みにいらしたようです。

少し雑談をしてから

再度声出しのレッスンを始めました。

男の人は仕事から離れると

それまでのように人との交流も少なくなり

家庭でもあまり会話をしない人が多いようです。

今更どのように会話をしたらよいのか

わからないのかもしれません。

Tさんも会話が苦手なようです。

それだけに

ここにきて雑談をするのも良い刺激なのかも

知れません。

矢張り声を出すという事は

気分もスッキリします。

口を動かすことで表情も出てきますし

脳を活性化させます。

Tさんも今では会などで一番の長老となり

集まりがあれば一言、言わされそうだと話していました。

一番の長老という事で逆に

元気でいなくてはと思われたのかもしれません。

声を出すことは若さと健康につながることは

確かですからご自身が一番よく

わかっているのでしょう。


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