相手に関心を寄せる事でいい関係が生まれる。

こんにちは。

毎日スッキリしないお天気が続いています。

今やお年寄りから子供まで

ラインでのメッセージのやり取りが

一般化しています。

確かに便利ではあります。

ところがお互いにコミュニケーションが

とれている時はよいのですが

それが一方的になることがあります。

友人の所にお稽古ごとの生徒さんから

よくラインが送られてくるそうです。

しかも写真が20枚くらい添付されてきて

びっくりしたとか。

時には悩みとも相談ともつかないような

内容もあるそうです。

それに対して友人は相手の気持ちを

思い丁寧に返信を書いて送信したところ

スタンプのみが送られてきたとか。

それを見て

「何か気が抜けてしまった」と話していました。

わざわざ返してくれた目上の先生とか年長者の

メッセージに対してスタンプだけとは

どうかと思います。

相手は忙しい中

目をしょぼしょぼさせながら

丁寧に返信メッセージを送ったのに

「ありがとうございました」

の言葉の代わりにスタンプとは

軽い感じがしました。

友人の話で呆れていたら

結構そういうことがあることに

気が付きました。

最近私の所にもいろいろな人から

ラインが入り

メッセージや写真が送られてきます。

ほとんどが自分のほうの話。

それに対してこちらはできるだけ

相手の思いを受け止め

返信するようにしています。

時にはこちらの近況をちょっと添え

ることもありますが

矢張りスタンプだけ

ということが何回かありました。

友人の話を聞いていなければ

大して気にも留めなかったかも

しれませんが

何かスッキリしないものがありました。

コロナが長引き外で人と会って

話すことが少なくなった分

誰しもが心にゆとりがなくなり

自分のことでいっぱい。

聞いてほしい、話したい

という感じです。

それに対して気に入った返信があれば

尚の事満足。

それでお終い。

相手の事には思いが及ばないのです。

それがスタンプ一つ、という

形に現れるのだと思います。

それだけコミュニケーションが

下手になっているということです。

自分の事だけではやはり

うまくいきません。

だんだん遠のかれてしまうだけです。

相手に関心を向けることが

コミュニケーションの始まりであり

更に

相手の喜びは大きくし

悲しみは小さくしていく

それができれば黙っていても

人は寄ってくるでしょう。

ラインであれ、対面であれ

人に対しての気遣いがあれば

一方通行にはならないはずです。

それを身につけることこそ

今の時代に必要な事と言えます。

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