原因があっての結果。

こんにちは。

穏やかな日和とは裏腹に今日、大阪で新たに

878人もの感染者が出ました。

このままでは1,000人もあっという間に超えそうです。

都内の感染者数も再び増加傾向にあります。

果たして3ヶ月後に迫ったオリンピック・パラリンピックは

本当に開催出来るのかと未だ信じがたい思いです。

人の移動が多くなることで更に感染が広がる懸念が

あります。

緊急事態宣言発令によって自粛を余儀なくされ

一時は感染者数が減少したものの解除した途端

それまでの反動が起きてしまいました。

ワクチン接種も遅れており、経済立て直しの希望も

危ぶまれる状況になってきています。

今や飲食店だけでなくあらゆる分野の職業にも

影響が出ています。

全く先が読めない状況に不安は募るばかり。

コロナによる倒産件数は増える一方。

倒産しないまでも企業の人員削減、待機などにより

仕事を失った人。

働く時間が少なくなったことで収入も減り

家のローンが払えずやむなく家を手放すなど

金銭問題に限らず家族関係迄崩壊するケースが

出てきています。

又、孤独に陥る人等

大なり小なり皆、不安を抱えています。

戦争や地震は一夜にして人生を変えてしまいましたが

コロナにしても同じような気がします。

学生時代の教科書に出てきた平家物語の冒頭の一節。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」

この「諸行無常」

この世のすべては絶えず変化していくものだということ。

良くも悪くも同じ状態は続かないという事です。

当時はピンときませんでしたが歳を重ねるにつれ

実感するようになりました。

私たちはついそのことを忘れて

毎日が当たり前のようにやってくると

錯覚しがちです。

確かなのは「今」「この時」だけであり

「明日から」とか「今度から」などあるかどうかも

わかりません。

そう思えば「今・この時」を無駄にせず

何をするかを考え

周りに流されず、自身で選択していく必要が

ありそうです。

原因があっての結果だからです。

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