遅い梅雨明けに思う。

こんにちは。

4日間の連休もあっと言う間に終わってしまいました。

休みの間も天候はパッとせず、たまに晴れたかと思ったら

又、雨が降りだしたり不安定な陽気でした。

土曜日だったか一時晴れ間が見えた途端

急に蝉が「ミーンミーン」と待ってましたかとばかりに

あちこちで元気よく鳴きだしたのです。

”これで梅雨が明けたのかな？”

天気予報では確か連休中も曇りマークだったので

意外でした。

ところが少ししたら再び曇ってきたのです。

同時に蝉の声も聞こえなくなりました。

 

例年ならとうに梅雨も明けています。

今か今かと待っていた蝉にとって

一瞬の晴れ間に勘違いしたのかなと思ったら

可笑しくもあり妙な気持ちでした。

 

私が子供の頃は梅雨明けの合図というのが

ハッキリしていました。

例えば晴れていたと思ったら急にあたりが暗くなり

雲の動きが速くなって

パラパラと音を立てて大粒の雨が降り出す

遠くから稲妻が光り雷の音が聞こえてきます。

やがてその音が近づきゴロゴロと暴れまわるのです。

それがしばらく続き

次の瞬間「ドカーン」「バリバリ！」その凄まじい音に

思わず身を縮め耳を塞いだほどです。

やがて音が遠のくと同時に雨も上がり

何事もなかったように静まりかえっています。

”これで梅雨が明けた”

子供心にそう感じました。

翌日、朝早くから「ミーンミーン」と

青空に響きわたるような力強い声に

いよいよ夏本番とワクワクしたものです。

 

今は温暖化による気象異常も関係しているのか

昔とは随分様子が違います。

一昨年などは6月29日には梅雨が明けたほどです。

逆に今年は月末まで雨と曇りマークが続いていて

そのまま8月に入ってしまうのではと

心配です。

 

先ほどの蝉ではありませんが

今年は蝉にとっても活躍できる期間が

短くなりそうです。

 

人間にしてもコロナの影響で生活が一変。

夏でもマスクをしている光景は何とも

異様としか言いようがありません。

 

せめて一日でも早い梅雨明け宣言で

気分だけは夏本番と行きたいところです。

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